【専門家監修】イヤイヤ期の対応・かかわり方 4つの提案! マンガで理由も解説!

公開日:2021/11/05

【専門家監修】イヤイヤ期の対応・かかわり方 4つの提案! マンガで理由も解説!

個人差はありますが、1歳半~3歳頃に多く見られる俗に「イヤイヤ期」と呼ばれる時期。

何でもイヤイヤ言ったり、癇癪を起こしたり。

成長過程と分かっていても周りの目も気になるし、1日の生活の流れもあるし、

 

「なぜ伝わらないの?」

「どうしたいの?」

「いつまで続くの?」

「どう対応すればいいの?」

 

と、保護者の皆さんもイライラしてしまったり、辛くなってしまったりすることもありますよね。

 

イヤイヤ期の子どもへの対応に試行錯誤、悪戦苦闘している皆さんへ。

大豆生田 啓友(おおまめうだ ひろとも)先生に、イヤイヤが起こる成長過程の背景や、子どもも大人も前向きになれるかかわり方について教えていただきます!

 

イヤイヤ期、こんな場面ありませんか?

なぜ、イヤイヤしてしまうのか?

 

「第一次反抗期」とも言われるこの時期の子どもですが、親に反抗しているのでしょうか?

その答えは、違うようです。反抗しているわけでも、わがままになってしまったわけでもありません。

その真相について、マメ先生に詳しく教えていただきましょう!

 

 

この時期、子どもは自己主張や気持ちのコントロールの仕方を学習しているのですね。

 

【必見!】子どもも大人も前向きになれる4つのかかわり方!

 

子どもの成長にとって大切な時期と分かっていても、親としては目の前で泣き叫ばれたりしたら、正直どうしたらよいのか困ってしまいますよね。

マメ先生にかかわり方のヒントをいただきました!

 

 

ただ、上に挙げたようなかかわり方を実践していても、なかなかうまくいかないという方も多くいるようです。マメ先生、どうしたらよいのでしょう?

 

マメ先生

「そうなんです。その子によって、うまくいく場合もあれば、なかなかうまくいかない場合もあります。アドバイス通りにやれば、必ずしもすぐにおさまるというわけではないのです。

でもね、“その後”に効いてくるってこと、あるのです。

『自分の気持ちがうまくおさまらなかった時に、お母さん/お父さんはいつも私の気持ちを大事にしてくれた』
『いつも僕の味方でいてくれた』

という事実が、子どもの心に残ります。

親からすれば、その場をどうやって乗り切るかということに目的を置きがちですが、子育ては、長期的なものです。

“寄り添ってくれた”という事実が後々子どもの心に残ること、そのことの方がむしろ大事なことなのだと思います。」

 

 

目の前のことに気をとられてしまいがちですが、長い目で見ていくことも大切なのですね。

イライラして感情的に怒ってしまった…。そんな時は?

監修者プロフィール

大豆生田 啓友(おおまめうだ ひろとも)

玉川大学教育学部教授。専門は、乳幼児教育学・子育て支援。青山学院大学大学院教育学専攻終了後、青山学院大学幼稚園教諭などを経て現職。日本保育学会副会長。こども環境学会理事。NHK「すくすく子育て」をはじめ、テレビ出演や講演活動など幅広く活動中。多数の子育てに関する著書がある。

イラストレータープロフィール

Yuzuko(ゆずこ)

書籍やWeb・広告等で活動中のイラストレーター。手紙やイラストに関するワークショップも行う。2018年生まれの男児の母でもある。

Yuzukoホームページ https://atelier-yuzu.jp/


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まとめ

今回は、イヤイヤ期のお悩みについて考える内容でしたが、いかがでしたでしょうか。

イヤイヤ期は、自己主張や気持ちのコントロールの仕方を学習している時期。子ども側の視点から、大人の関わり方や心がけについて、マメ先生に教えていただきました。

保護者の皆さんにとっても、なかなか思い通りにいかないことも増えたり、周りの目が気になったり、辛くなることもあるかと思います。

私たちフレーベル館は、社会全体が子どもの成長過程、子どもを持つ子育て家庭をあたたかく見守ること、サポートすることがとても大切なことであると感じています。

そして、日々子育てをしている皆さんの悩みや不安、知りたいことなどに寄り添い、一緒に考えていきたいと思っています。

次回もぜひご覧いただけたら嬉しいです♪


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この【大豆生田先生にきく!子育てのナヤミ・ギモン】シリーズでは、保護者の皆さんの声に寄り添い、大豆生田先生にご協力いただきながら、子どもの理解を深める視点・大人がかかわる時の考え方などをお伝えしています。
記事を読んで、少しでも気づきが生まれた、気持ちがラクになったと思っていただけたら嬉しいです♪

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文/フレーベル館 子ども子育て研究室

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