日本ならではの食材として人気の「納豆」。朝食のお供として食べる人も多いのではないでしょうか。日本食の定番として親しまれている納豆ですが、実は7月10日が「納豆の日」に設定されているのをご存じですか?
今回は納豆の日にちなんで、納豆の種類や栄養素、作り方やアレンジレシピを紹介! お子さんといっしょに遊べる納豆の手遊び歌も紹介しますので、納豆の日にぜひ盛り上がってみてくださいね。
日本ならではの食材として人気の「納豆」。朝食のお供として食べる人も多いのではないでしょうか。日本食の定番として親しまれている納豆ですが、実は7月10日が「納豆の日」に設定されているのをご存じですか?
今回は納豆の日にちなんで、納豆の種類や栄養素、作り方やアレンジレシピを紹介! お子さんといっしょに遊べる納豆の手遊び歌も紹介しますので、納豆の日にぜひ盛り上がってみてくださいね。
7(なっ)10(とう)の語呂に合わせて、毎年7月10日が納豆の日に設定されています。納豆の日は、関西納豆工業協同組合による関西地区限定の記念日として1981年に発足しましたが、その後1992年に全国納豆協同組合連合会(納豆連)が全国的な記念日として改めて制定しました。なお、1月10日は、1(い)10(と)と読むことから「糸引き納豆の日」として制定されています。
さらに、納豆の日には、納豆にちなんだイベントも開催されていますよ。「いばらきの納豆まつり」では、水戸市のゆるキャラ、ねば~る君を招待した納豆クイズイベントが開催されたこともあります。同イベントでは、わら納豆の無料配布も行っていたようです。
「なんとなく納豆が体に良いことは知っているけど、何が良いのかわからない……」そんな人も多いですよね。納豆に含まれる栄養素を知ることで、積極的に食べたくなるかもしれませんよ。
実は納豆は栄養素が豊富! 納豆に含まれる主な栄養素は以下の通りです。
・たんぱく質
・脂質
・炭水化物
・ビタミン
・ミネラル
・食物繊維
5大栄養素に加えて食物繊維も豊富なので、栄養が偏りがちな食事のときに納豆をプラスすると、栄養のバランスがとりやすいですよ。そのほかにも、納豆には余分なコレステロールを回収するHDLの構成成分となる「レシチン」や、女性ホルモンに似た働きをしてくれる「イソフラボン」などの成分を含んでいます。
納豆ならではの成分の「ナットウキナーゼ」は、納豆のねばねば部分に含まれている酵素で、血栓を溶かしてくれるのだとか。
納豆のカロリーは、糸引き納豆で190kcal(100g)、ひきわり納豆で185kcal(100g)くらいといわれています。一般的に売られている納豆は、1パック40g前後が多いので、1パックあたり約80kcal程度になる計算です。
カロリーが低めなだけではなく、納豆は糖質も少なく、糸引き納豆で糖質0.3g(100g)、ひきわり納豆で0.2g(100g)となっています。カロリーが低く糖質が少ないことから、ダイエットに向いている食材といえますね。
お店で買ってきて食べることが一般的な納豆ですが、実は自宅でも納豆を作ることができます。自分で納豆を作ることで、好みのやわらかさや粘り気を調整できるメリットもありますよ。また、いつでもできたてが食べられるので、新鮮な納豆を味わうことができますね。ひと手間かかった作り方は、納豆のおいしさをより引き立てますよ。
【材料】
・大豆
・納豆菌(納豆菌は80度のお湯に市販の納豆を入れて出てきた白い水)
・タッパー
・使い捨てカイロ
【作り方】
1.大豆を水洗いしてゴミを取り除く
2.大豆を水に一晩浸して膨らませる
3.大豆を圧力鍋で80分ほど加熱し10分間放置する
4.熱いうちにボールに【3】を移し、納豆菌をかけてよくかき混ぜる
5.消毒したタッパーなどの容器に【4】を入れ、ラップをかけて数か所穴をあける
6.発泡スチロールなどの保温容器に【5】を入れ、使い捨てカイロなどで容器内の温度を40度くらいに保ち18時間ほど寝かせる
7.大豆の表面が白くなり糸が引いていることを確認し冷蔵庫に入れる
8.冷やしたら完成!
保温容器や使い捨てカイロでの温度管理が難しい場合は、ヨーグルトメーカーを使って発酵させるのがおすすめです。温度を40度に保てるので、簡単に作ることができますよ。
納豆をそのままアツアツのご飯に乗せて食べるのもおいしいですが、いろんな料理に使えるのが納豆の良いところ。Instagram(インスタグラム)で見つけた、おいしい納豆レシピを紹介します。
https://www.instagram.com/p/CcjglWmPdDp/
@bluecat19952022さんは、ごはんに納豆、キムチを乗せてドリアを作っています。落とした玉子とチーズがとろとろで濃厚な味わいです。ピリッとしたキムチの辛さと納豆の相性は◎。暑い夏の日も食欲がそそられそうですね。
https://www.instagram.com/p/CeutVz_JoHa/
@watashinoibukurosanさんは、納豆とチーズ、ハムと目玉焼きを挟んでホットサンドを作っています。チーズと納豆のどちらも伸びて、食感がおもしろそうですね。納豆と聞くとご飯との組み合わせをイメージしがちですが、パンとの相性も抜群! 朝食におすすめのレシピです。
https://www.instagram.com/p/CevPQVlp6U_/
さっぱりしたものが食べたい夏に、納豆を使ったおろしそパスタはいかがですか? たっぷりの大根おろしと大葉を乗せて、さわやかな夏のパスタが完成です! 納豆のねばねばが麺に絡みやすく、しっかり味を感じられそうですね。
https://www.instagram.com/p/Ce0u16_La9u/
@hnmincafeさんは、冷蔵庫のあまりものを使ってチャーハンを作っています。冷蔵庫リセットのときに役立つレシピのひとつ「チャーハン」は、納豆を入れてもおいしいですよ。パラパラしたチャーハンもおいしいですが、納豆を入れたしっとりしたチャーハンも絶品なのだとか。
納豆の日には、納豆を食べるだけでなく納豆を取り入れた手遊びでお子さんとのスキンシップをはかってみるのはいかがですか?
ASOPPA!では納豆の日にちなんだ「なっとうのうた」の手遊び歌を紹介しています。「なっとう なっとう ねーばねば♪」という歌は、簡単で覚えやすく、口ずさみたくなるメロディーが印象的です。座ったままで楽しく手遊びができるので、おうちの中でも盛り上がること間違いなしですよ。
筆者の子どもは、初めて見るなっとうのうたに大笑い! 面白くて何度も繰り返していましたよ。ぜひ7月10日の納豆の日だけでなく、普段から遊んでみてくださいね。